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もうすぐ春のお彼岸。今年は春分の日の20日を中日(ちゅうにち)として、彼岸入りが17日、彼岸明けが23日となっている。葬儀・お墓コンサルタントの吉川(きっかわ)美津子さん(42)は「お彼岸の7日間は仏様やご先祖さまに感謝する期間。お墓参りはできる限り家族そろって出かけましょう」と勧めている。(豊田真由美)
◆彼岸会に行こう
お彼岸は年に2回あり、春分・秋分の日を中日とした前後7日間を指す。この間に、(1)布施(ふせ)(2)持戒(じかい)(身を慎む)(3)忍辱(にんにく)(他に寛容で、困難も耐え忍ぶ)(4)精進(しょうじん)(5)禅定(ぜんじょう)(迷ったり動揺したりせず、静かな精神を保つ)(6)智慧(ちえ)(真理を見極め、真理で判断・処理する)-の修行項目からなる「六波羅蜜(ろくはらみつ)」を実践すると、生死を繰り返す煩悩(ぼんのう)のこの世(此岸(しがん))から、生死を超越した悟りの境地(彼岸)へたどり着けるとされている。
各地の寺では「彼岸会(え)」が盛んに行われる。吉川さんは「彼岸会は仏様の教えを伝える仏事。できれば菩提(ぼだい)寺か、自身が信仰する宗派の寺の彼岸会に行きましょう。彼岸会に行った経験がなく、菩提寺と付き合いがない方や自身の宗派を知らない方は、まずは宗派などを気にせず、近くのお寺へ気軽に足を運んでみては」と提案する。
◆仏壇・墓の掃除を
各家庭では、仏壇・仏具・墓の掃除をする。墓の掃除には、スコップ▽ざる▽スポンジ▽歯ブラシ▽布巾▽軍手-などを持参すると便利だ。
墓石の周辺に生えた雑草は抜き、ごみが落ちていれば拾う。砂利が敷き詰められている場合はスコップですくってざるに入れ、水洗いしてこけなどを落とす。墓石の周辺に植木があれば剪定(せんてい)ばさみも持参し、必要に応じて剪定しよう。
墓石に付いた砂ぼこりや排ガスなどの汚れは、水を含ませた柔らかいスポンジで軽くこすり落とす。文字が彫り込んである部分は歯ブラシを使うと落としやすい。金属製のたわしなどは傷付けやすいので避ける。「墓石はついごしごし洗いたくなりますが、建てたばかりの墓石は表面がつるつるしていて光沢があるから、水拭きするくらいで良いでしょう。古い墓石でさびやカビなどが気になる場合は石材店などに相談し、プロの手を借りて」(吉川さん)。汚れを取り除いた後は、乾いた布巾で水を拭き取る。
お墓の掃除が済んだら新しい水と花をあげる。「花の種類は特に決まりはありません。故人が好きだった花、季節の花を自由に選んで差し上げましょう」(吉川さん)。お菓子・果物・故人の好物などのお供え物は、お参りの後に持ち帰るのがマナーだ。
ところで、お彼岸の食べ物といえば、「おはぎ」と「ぼた餅」。どんな違いがあるのだろうか。「和菓子店などでは年中『おはぎ』として売り出している所もあるようですが、春は越冬した小豆を使うのでこしあんにして『ぼた餅』と呼び、秋は収穫して間もない小豆を使うのでつぶあんを使い『おはぎ』と呼ぶようです」(同)
(この記事は社会(産経新聞)から引用させて頂きました)
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